スッポン以外の道具でトイレつまりを解消する方法〜その3〜

針金ハンガー
当サイトでは、道具を使ってトイレのつまりを解消する方法を紹介しています。
前回、前々回と、スッポン以外でトイレつまりを解消できる道具をご紹介してきました。
今回はその第3弾。今回もトイレつまりを解消できる道具を2つご紹介いたします。

トイレつまりを解消できる道具⑤ビニール袋

やや手が出しづらい方法ではありますが、ビニール袋を使用してトイレのつまりを解消することもできます。
手が出しづらいというのは、この方法に関しては素手ではなくとも便器の中に手を突っ込む方法であるためです。
用意する道具は、ビニール袋2枚とゴム手袋のみ。
作業準備として、まずビニール袋を2枚重ねにして、ゴム手袋を手につけます。そしてゴム手袋をした手で握り拳を作り、さらにその上に2枚重ねにしておいたビニール袋をはめます。
準備ができたら、その手をトイレの排水口に突っ込み、スッポンでの作業と同じ要領で押したり引いたりを繰り返します。この時、なるべく隙間ができないように、できる限り排水口に手を密着させるようにしましょう。押し引きの動きを繰り返しているうちに、つまっていた異物が水に溶けて流れていくはずです。
水が流れているのを確認したら、ビニール袋が引き込まれないように素早く手を引き抜きましょう。
この方法では軽度のつまりは解消することができますが、水に溶けないもののつまりや、排水管の奥の方につまりがあるような場合、またトイレットペーパーなどを大量につまらせてしまっている場合には、効果を発揮しません。
また、手が大きい人の場合には手が抜けなくなってしまう可能性もあるため、注意して慎重に行いましょう。

トイレつまりを解消できる道具⑥針金ハンガー

家に使わなくなった針金ハンガーがあるご家庭の場合、パイプクリーナーの代わりとしてトイレのつまりの解消に使用することができます。
針金ハンガーを使う方法はこれまで紹介してきたものの中でも最も手っ取り早い方法ですが、ただし慎重に行わなくてはいけない方法でもあります。
解消方法の原理としてはワイヤーの先にブラシなどがついているパイプクリーナーと同様で、つまっている異物に穴を空けて流せるようにするというものになります。
この方法に使用する道具は、針金ハンガーとペンチ。針金ハンガーはより柔らかいものの方が使い勝手が良いでしょう。
まずはじめに、針金ハンガーの取っ手のあたりをペンチで切ります。そして排水口に突っ込む側の先を輪っか状に曲げます。
輪っか状にした先端を排水口に突っ込み、奥の方まで押し入れます。つまっている異物に当たったら、少しずつ小さく動かして削っていきます。削っていくと徐々に水が流れるようになるはずです。
順調に水が流れ始めたら、バケツなどで少しずつ水を流していきます。しっかりと流れるようになったら完了です。
この方法は、便やトイレットペーパーなどが排水路の中につまっている状況では効果を発揮しますが、水に溶けないもののつまりに関しては逆に状況を悪化させてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

まとめ

今回は、ビニール袋、および針金ハンガーを使ったトイレつまりの解消方法についてそれぞれお話ししてきました。
これらの道具は、トイレつまりの修理道具としてはあまり馴染みがないかもしれませんが、実は高い効果を発揮します。
トイレつまりが起きた際には、ぜひここでお教えしたことを参考に修理してみてください。

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